Welcome  to  the Nippon Meteor Society


天文回報8月号を会員の部屋に入れました(7/23)

 

・2024年の流星会議は105日(土14:006日(日12:00  12日で開催します。詳細は天文回報7月号、および「流星会議のページ」をごらんください。

 

・日本流星研究会の積立金の活用について、流星会議の開催補助について

 それぞれ「日本流星研究会のページ」、「流星会議のページ」にまとめましたので、ご覧ください。

 

 

2024年から通常会員およびWeb会員の2制度とさせていただいております。
年度途中の会員種別変更はできません

 

     天文回報2024-2月号からは通常会員の方のみに天文回報を送付しています。

    Web会員の方には、月末に一斉送信するメールにあるパスワードで「会員の部屋」から

    PDFファイルをダウンロードしてください。[会員の部屋へ Go!]

 

 初心者用[スマホで流星眼視計数観測]を作成、使ってみてご意見をください <スマホ版マニュアルへ>

 


・よろしければ<掲示板>に書き込みをお願いします。
・時間や出現位置など詳しい情報をお持ちの方は、掲示板のページ内の「日本流星研究会火球報告ボタン」や、<リンク集>の中にある「日本火球ネットワーク」へお願いします。


嵯峨山亨さんの2017年の天文回報の観測指針、2019年の上田昌良さんの観測指針、小関正広会長による回報連載中の「流星について会員の部屋→特集ページからご覧ください。

 

流星スペクトル研究会の資料等は以下のボタンをクリックしてください

流星観測を始めてみよう

今年から流星を見るだけでなく観測をしてみたいという方には、「リンク集」の中にふさわしいHPを紹介しています。下のボタンからどうぞ!

・ 流星の部屋 (内山茂男氏)・・・・・・・眼視観測
・流星電波観測国際プロジェクト(小川 宏氏)・電波
・HRO流星電波観測の速報(杉本弘文氏)・・・・電波
・TV観測:UFOCapture情報交換web(SonotaCo氏) 
・望遠鏡観測分科会(殿村泰弘氏)・・・・・・望遠鏡

詳しい眼視観測の方法や報告の用紙などは、「日本流星研究会」のページに観測支援のタブがあり、その中に

[眼視観測マニュアル]がありますので、ぜひご活用ください。


会員の部屋には、通常会員は回報8月号掲載,Web会員はメールでお知らせしたパスワードを入力してください。

 

2020年7月2日の習志野隕石については、このページの下をご覧ください。

≪マスコミの皆様へ≫

日本流星研究会への連絡は、「お問い合わせ」のページを通してお願いします。素早い対応は難しいかもしれませんが、Web担当より連絡をさせていただきます。

 

 『日本流星研究会』流星天文学の普及と観測・研究の実践、そして会員相互の親睦を図ることを目的とした任意団体で、プロの流星研究者と多くのアマチュア流星愛好家によって組織・運営されています。創立50周年を迎えました。

 本会への入会を考えてみえる方は、下のボタンをクリックしてください。


 

             (タイトル写真は天文回報2016年5月号表紙  撮影 井上 弘行 氏)

 

 <Last update 2024.7.23>

 


今月の情報

8月の流星群

 (図はStella Theater Lite により作成)

8月の流星観測
今年の梅雨明け後は、猛暑のわりに空はあまりすっきりしないように思うのですが。
<8月上旬の流星群>
7月下旬から8月初めにかけて南の空から出現するのは、7月の本欄で紹介した「sδみずがめ座群」(342、-16;中速)、そして「αやぎ座群」(306、-9;遅速)です。8月4日新月ですので観測には条件がよくなっていきます。そんな中でペルセウス群が少しずつ増加していきます。 
<8月中旬の流星群>
8月といえば、三大流星群の中でも最も華々しい出現を見せる「ペルセウス座流星群」です。7月の中旬ごろから出現が確認され、1か月半近く活動するという点からも特別な流星群です。「ペルセウス座流星群」は、8月13日午前0時頃が通常の極大(太陽黄経140.0度)となります。そのときの輻射点は(47°、+58°)です。12日23時の星空は上の図を参照してください。今年は13日が上限で、上弦の月があります。ただ、12日には22時半ごろには沈みます。13日は23時過ぎには沈みますので、夜半後はつきの影響がほとんどなくなります。天気さえよければ多くの流星が見られますので、どんな観測をするか計画を立ててください。
 輻射点がしっかり上るのは夜空が暗くなってからで、それから明け方まで観測ができます。極大日にとらわれず。10日~15日頃は、たくさんの流星がみられます。ぜひ人工光の少ない透明度のよい場所へ出かけるなどして、流星観測を楽しんでいただければと思います。ただ、観測地に移動の際は事故などに十分注意をして屋外の活動を満喫してください。
 太陽や月の出入り、南中、月齢などを調べるには、「各地のこよみ」(国立天文台)のサイトが便利です。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/
 「はくちょう座流星群」は、ペルセ群が低調になったころにゆっくり飛ぶ姿が見られます。8/18頃の輻射点は(286,+59)あたり、ちょうどデネブとベガを2つの頂点とする正三角形の北側の頂点のあたりとなります。時に末端で爆発するものが見られるという幸運に恵まれることもあります。TV観測からは、輻射点が2か所あることが報告されています(天文回報№925 p.6 2019年-8月)。ただ、実際に見られる数はそれほど多くありません。
本欄の担当子のTV観測からは、ηエリダヌス群(45、-12)、βうお群(346、+1)、υくじら群(39、-3)が8月にはずいぶん出現していました。
<8月下旬の流星群>
 下旬になって活発になるという群は、残念ながらほとんどありません。ごくまれに「ぎょしゃ座流星群」が8月末~9月初めに突発的な活動をすることがあります。輻射点は、(91,+39)あたりです。

8月の月齢 8月4日(日) 新月、13日(火)上弦、

       20日(火) 満月、26日(月)下弦、  
8月のこよみ 8月7日(水) 立秋(太陽黄経135°)、

        22日(木) 処暑(太陽黄経150°)

 

天文回報№985(2024年8月号)を発行。クリックすると拡大して見られます。

   日本流星研究会の会員の方は、下のボタンをクリックして会員の部屋に入ると回報のPDF版をダウンロードすることができます。

 

住所変更をされる方は、早めに事務局までご連絡ください。

 
皆さんのご意見や観測報告、回報の感想、写真やイラストなどお送りください。次の9月号の締め切りは、8月10日(土)です。

 

8月の太陽黄経、  日の出入りの時刻

太陽黄経は、日本標準時0時の値、日の出入りは東経135度に近い明石市の時刻です(緯度:35° 経度:N135°)

 経度1度東へ行くと日の出・入りは、約4分早くなります。西は反対です。もちろん、緯度、標高によっても少し変わります。 <国立天文台HPより J.2000.0>

日付      太陽黄経  日の出    入り

8月  1日    128.5512     5:10    19:02
8月  2日    129.5081     5:11    19:01
8月  3日    130.4653     5:12    19:00
8月  4日    131.4228     5:12    18:59
8月  5日    132.3805     5:13    18:58
8月  6日    133.3385     5:14    18:58
8月  7日    134.2968     5:15    18:57
8月  8日    135.2553     5:15    18:56
8月  9日    136.2141     5:16    18:54
8月10日    137.1731     5:17    18:53
8月11日    138.1323     5:18    18:52
8月12日    139.0918     5:18    18:51
8月13日    140.0516     5:19    18:50
8月14日    141.0116     5:20    18:49
8月15日    141.9718     5:21    18:48
8月16日    142.9323     5:21    18:47
8月17日    143.8931     5:22    18:46
8月18日    144.8543     5:23    18:44
8月19日    145.8157     5:23    18:43
8月20日    146.7775     5:24    18:42
8月21日    147.7396     5:25    18:41
8月22日    148.7022     5:26    18:40
8月23日    149.6651     5:26    18:38
8月24日    150.6286     5:27    18:37
8月25日    151.5925     5:28    18:36
8月26日    152.5569     5:29    18:34
8月27日    153.5218     5:29    18:33
8月28日    154.4872     5:30    18:32
8月29日    155.4532     5:31    18:30
8月30日    156.4196     5:31    18:29
8月31日    157.3865     5:32    18:28



2020年7月2日 02時32分の大火球から習志野市に隕石落下! 船橋市内で2例目、3例目の隕石もみつかる。観測により次のような地区にまだ落下していることが考えられます。

1例目:7月2日朝に発見火球が目撃された時間帯に外で何かがぶつかったような音を聞き、夜が明けてから玄関のすぐ側の廊下に石が1つ落ちているのを見つけたということです。その日の夜のニュースで隕石の可能性があると知って翌朝、他にもないか探したところ、中庭でもう1つを見つけたそうです。

2例目: 発見地から約1km離れた船橋市内で発見されました。722日(水)にアパートの屋根瓦が割れているのが発見され、その修理の際に割れた瓦と一緒に近くの地面に破片が落ちていたといいます。(左写真)

 

 お願いと注意 

建物の屋根や壁から大きな音を聞いた場合 や 屋根や壁、ガレージなどに新しい破損が発生している場合には周辺に見慣れぬ石が無いか見ていただけるとありがたいです。*わざわざこの地区に出かけて探すようなことはおやめいただきたいと思います。

 もし、隕石らしきものを発見した場合には 地域の博物館・科学館など、あるいは日本流星研究会またはSonotaCo Network(admin@sonotaco.jp)に連絡するようにお願いします。 日本流星研究会へは、このHPの「お問い合わせ」ページからご連絡をいただけるとありがたいです。もし、隕石の写真がとれましたら、HP担当の鈴木の以下のメールアドレスに添付ファイルでいただけるとありがたいです。 (ssshatle@nifty.com)

  なお、捜索の際、私有地に許可なく入り込んだりそこから持ち出したり、交通妨害や迷惑行為などをしないようにしてください。また、コロナ禍の時期に不特定多数が集中することをさけるため、SNSヘの公開やマスコミなどへの直接連絡は、おやめいただくようにお願いします。拾われたものは、正式に鑑定して隕石と証明されなければ価値がありません。また、直接手を触れずにビニル袋や白紙などで包み取るようにしてください。なお、この項の内容は、SonotaCOネットワークより提供を受けています。ありがとうございました。   (地図はクリックすると拡大表示されます)

 NMS会員の皆様には、今回のことについていろいろお考えがあるのではないかと思います。「会員の部屋」⇒「特集ページ」に過去の隕石関係掲載記事を近日中にまとめていきます。ご意見などは、回報に投稿をお願いします。

おすすめのページ


掲示板

流星ギャラリー

リンク

お問合せ