Welcome  to  the Nippon Meteor Society


 

2024年からの会員登録をお願いします。詳しくは回報9月号同封のB5用紙をご覧ください。また、次のページからもできます→<日本流星研究会のページへ>

 

2023年、第63回流星会議は9月2・3日に埼玉県越谷市で無事終了しました。

研究発表をされた方は、発表原稿等を柳さんの方へお願いします。

 

初心者用[スマホで流星眼視計数観測]を作成、使ってみてご意見をください → <スマホ版マニュアルへ>

 


・よろしければ<掲示板>に書き込みをお願いします。
・時間や出現位置など詳しい情報をお持ちの方は、掲示板のページ内の「日本流星研究会火球報告ボタン」や、<リンク集>の中にある「日本火球ネットワーク」へお願いします。


嵯峨山亨さんの2017年の天文回報の観測指針、2019年の上田昌良さんの観測指針、小関正広会長による回報連載中の「流星について会員の部屋→特集ページからご覧ください。

 

流星スペクトル研究会の資料等は以下のボタンをクリックしてください

流星観測を始めてみよう

今年から流星を見るだけでなく観測をしてみたいという方には、「リンク集」の中にふさわしいHPを紹介しています。下のボタンからどうぞ!

・ 流星の部屋 (内山茂男氏)・・・・・・・眼視観測
・流星電波観測国際プロジェクト(小川 宏氏)・電波
・HRO流星電波観測の速報(杉本弘文氏)・・・・電波
・TV観測:UFOCapture情報交換web(SonotaCo氏) 
・望遠鏡観測分科会(殿村泰弘氏)・・・・・・望遠鏡

詳しい眼視観測の方法や報告の用紙などは、「日本流星研究会」のページに観測支援のタブがあり、その中に

[眼視観測マニュアル]がありますので、ぜひご活用ください。


会員の部屋には、回報10月号のパスワードを入力してください。

 

2020年7月2日の習志野隕石については、このページの下をご覧ください。

≪マスコミの皆様へ≫

日本流星研究会への連絡は、「お問い合わせ」のページを通してお願いします。素早い対応は難しいかもしれませんが、Web担当より連絡をさせていただきます。

 

 『日本流星研究会』流星天文学の普及と観測・研究の実践、そして会員相互の親睦を図ることを目的とした任意団体で、プロの流星研究者と多くのアマチュア流星愛好家によって組織・運営されています。創立50周年を迎えました。

 本会への入会を考えてみえる方は、下のボタンをクリックしてください。


 

             (タイトル写真は天文回報2016年5月号表紙  撮影 井上 弘行 氏)

 

 <Last update 2023.10.1>

 


今月の情報

10月の流星群

 (図はStella Theater Lite により作成)

10月の流星観測

10月は透明度の良い空が多くなって星を見るには最適な時期です。そして、流星の世界もにぎやかになっていきます。

10月のメインは「オリオン座流星群」です。天気さえ良ければ確実に見られる現在の三大流星群の1つになっています。
 オリオン群の極大は10月22日(土)頃です。その頃の輻射点は(α=95°δ= +16°)、オリオンの振り上げている右ひじ(ふたご座の足元辺り)から速い流星が飛びます。上の図は2時ころのオリオン座流星群の輻射点位置を示しています。<図をクリックすると拡大されます> 22日は上弦の月で23時頃には西に沈んでいきます。月に邪魔をされることはほとんどありません。オリオン群は、それほどピークが鋭い群ではありませんので、前後数日は十分楽しむことができるでしょう。
 また、10月になると忘れてはならないのが「ジャコビニ流星群」(輻射点 α=262°δ= +57°)です。りゅう座には、年間を通して複数の輻射点がありますので「10月りゅう座流星群」ともいわれます。極大は、8日頃です。非常にゆっくりとした流星ですので、見ることができれば貴重な記録になります。蛇足ですが、ユーミンの曲「ジャコビニ彗星の日」は1972年10月に大出現を予想されたこの流星群のことを歌っています。この年は、まったくでしたが、13年周期で活動していますので、その13年後の1985年、さらに13年後の1998年にはすばらしい出現がありました。次は、2024年ですが、果たしてどうでしょうか。
 かつては「10月後半になると、『おうし座流星』が出現し始めます」と言われたのですが、実際にはもっと早くからずいぶん出現しているようです。この群も南群と北群がありますが、10月のうちは南群が活発なようです。10月20日頃の輻射点は、(α=40°δ=+12°)、北群は(α=40°δ=+18°)辺りですので、分離が難しければ、まとめて報告をいただければ結構です。この群は、ゆっくりと飛び、時に明るい火球も見ることができます。
 オリオン座流星群と同じような時期に極大を迎えるのが、「εふたご座流星群」です。極大(19日頃)の輻射点は(α=102°δ= +27°)、オリオン群の輻射点の少し北のあたりです。ぜひ合わせて観測対象にしてみてください。この欄の担当子の昨年のTV観測では、αおおいぬ群(α=92°δ=-14°)や10月いっかくじゅう群(α=102°δ=-1°)などが下旬に活動していました。
10月の月齢
 10/6(金)下弦、10/15(日) 新月 10/22(日)上弦、

 10/29(日)満月、
10月の略歴等 
 10/8(日)寒露(太陽黄経195°)、

 10/24(火)霜降(そうこう;太陽黄経210°)

 

天文回報№975(2023年10月号)を発行。クリックすると拡大して見られます。

   日本流星研究会の会員の方は、下のボタンをクリックして会員の部屋に入ると回報のPDF版をダウンロードすることができます。

 

住所変更をされる方は、早めに事務局までご連絡ください。

 
皆さんのご意見や観測報告、回報の感想、写真やイラストなどお送りください。次の11月号の締め切りは、10月10日(火)必着とします。

 

9月の太陽黄経、  日の出入りの時刻 ペルセ群極大期の1時間ごとの太陽黄経

太陽黄経は、日本標準時0時の値、日の出入りは東経135度に近い明石市の時刻です(緯度:35° 経度:N135°)

 経度1度東へ行くと日の出・入りは、約4分早くなります。西は反対です。もちろん、緯度、標高によっても少し変わります。 <国立天文台HPより J.2000.0>

日付      太陽黄経  日の出    入り

10月 1日    186.8708     5:54    17:45
10月 2日    187.8532     5:55    17:44
10月 3日    188.8361     5:55    17:42
10月 4日    189.8198     5:56    17:41
10月 5日    190.8040     5:57    17:40
10月 6日    191.7889     5:58    17:38
10月 7日    192.7744     5:59    17:37
10月 8日    193.7606     5:59    17:36
10月 9日    194.7474     6:00    17:34
10月10日    195.7348     6:01    17:33
10月11日    196.7229     6:02    17:32
10月12日    197.7116     6:02    17:30
10月13日    198.7009     6:03    17:29
10月14日    199.6908     6:04    17:28
10月15日    200.6813     6:05    17:26
10月16日    201.6724     6:06    17:25
10月17日    202.6640     6:07    17:24
10月18日    203.6561     6:07    17:23
10月19日    204.6488     6:08    17:21
10月20日    205.6420     6:09    17:20
10月21日    206.6356     6:10    17:19
10月22日    207.6298     6:11    17:18
10月23日    208.6244     6:12    17:17
10月24日    209.6195     6:13    17:16
10月25日    210.6150     6:13    17:14
10月26日    211.6110     6:14    17:13
10月27日    212.6075     6:15    17:12
10月28日    213.6045     6:16    17:11
10月29日    214.6020     6:17    17:10
10月30日    215.6001     6:18    17:09
10月31日    216.5987     6:19    17:08



2020年7月2日 02時32分の大火球から習志野市に隕石落下! 船橋市内で2例目、3例目の隕石もみつかる。観測により次のような地区にまだ落下していることが考えられますが、この時期ですので他県から捜索に出かけるのはやめてください。

1例目:7月2日朝に発見火球が目撃された時間帯に外で何かがぶつかったような音を聞き、夜が明けてから玄関のすぐ側の廊下に石が1つ落ちているのを見つけたということです。その日の夜のニュースで隕石の可能性があると知って翌朝、他にもないか探したところ、中庭でもう1つを見つけたそうです。

2例目: 発見地から約1km離れた船橋市内で発見されました。722日(水)にアパートの屋根瓦が割れているのが発見され、その修理の際に割れた瓦と一緒に近くの地面に破片が落ちていたといいます。(左写真)

 

 お願いと注意 

新型コロナ感染症の再増加の問題もあり、多人数での調査も控えるべき状況であるため、普段この地域におられる居住者の方、あるいはお勤めの方、学校などに通われている方だけで 何か破損等が発生していたり、見慣れぬ石や落下物がないかに注意され、隕石の発見に努めて頂きたく思います。 特に、 2日未明、建物の屋根や壁から大きな音を聞いた場合 や 屋根や壁、ガレージなどに新しい破損が発生している場合には周辺に見慣れぬ石が無いか見ていただけるとありがたいです。*わざわざこの地区に出かけて探すようなことはおやめいただきたいと思います。

 もし、隕石らしきものを発見した場合には 地域の博物館・科学館など、あるいは日本流星研究会またはSonotaCo Network(admin@sonotaco.jp)に連絡するようにお願いします。 日本流星研究会へは、このHPの「お問い合わせ」ページからご連絡をいただけるとありがたいです。もし、隕石の写真がとれましたら、HP担当の鈴木の以下のメールアドレスに添付ファイルでいただけるとありがたいです。 (ssshatle@nifty.com)

  なお、捜索の際、私有地に許可なく入り込んだりそこから持ち出したり、交通妨害や迷惑行為などをしないようにしてください。また、コロナ禍の時期に不特定多数が集中することをさけるため、SNSヘの公開やマスコミなどへの直接連絡は、おやめいただくようにお願いします。拾われたものは、正式に鑑定して隕石と証明されなければ価値がありません。また、直接手を触れずにビニル袋や白紙などで包み取るようにしてください。なお、この項の内容は、SonotaCOネットワークより提供を受けています。ありがとうございました。   (地図はクリックすると拡大表示されます)

 NMS会員の皆様には、今回のことについていろいろお考えがあるのではないかと思います。「会員の部屋」⇒「特集ページ」に過去の隕石関係掲載記事を近日中にまとめていきます。ご意見などは、回報に投稿をお願いします。

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